受賞作品 受賞式レポート
写真のこどもに手紙を書こう。コンクール
 
授賞式模様

秋晴れの2011年11月12日(土)、東京・恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館にて、「写真のこどもに手紙を書こう。」コンクールの表彰式が行われ、受賞者とご家族60名の方々が出席されました。

表彰状は、フランスにも造詣が深い東京都写真美術館 荒木誠副館長から受賞者全員に授与され、グランプリを受賞した低学年の部の山鹿結衣さん(京都府2年生)、高学年の部の瀬尾遊さん(神奈川県6年生)には、それぞれ受賞作品を朗読していただきました。

授与式終了後、コンクールの課題作品の一部も展示されている、東京都写真美術館コレクション展「こどもの情景−原風景を求めて」を皆さんに鑑賞していただきました。画像の提供にご協力いただいた方々、また東京都写真美術館様に、この場を借りて改めてお礼申し上げます。

 
表彰状を授与される高学年の部瀬尾遊さん 作品を発表するグランプリ受賞者の山鹿結衣さん
▲表彰状を授与される高学年の部グラン・プリ瀬尾遊さん ▲作品を発表する低学年の部グラン・プリ山鹿結衣さん
彫刻家・松田光司より審査員の先生方の総評が発表されました。    
▲審査員の先生方の総評を聞く受賞者の皆さん
審査員からのコメント

銅版画家 山本容子氏のコメント

写真は記録です。主題のこども達の状況や表情から発せられるメッセージを受け取って、20名のこども達が書いた手紙は、今の自分の環境や興味を刺激した対話になっていて、素晴らしいと思いました。 樋口さんは、主題だけではなく、縄跳びをしているこどもの環境(つまり室内での撮影という写ってしまった記録)も観察しての手紙になっていて、写真の“特性”である“一瞬の記録”をクローズアップしたところを評価しました。 中村さんの文章からは、今のカメラとの状況の違いを感じ取って比較したところを評価しました。

写真家 土田ヒロミ氏のコメント

テレビを子守り歌替わりに見聞きしてきた皆さんにとって、一枚のスチール写真からメッセージやイメージを読み取ってゆくことは、そう簡単なことではないはずです。一枚の写真には、無限という程の物や出来事が詰まっていますから、何を手掛かりにしてゆけばよいか判断がつきかねるはずです。今回、友達たちと会話するかのように写真を見つめた皆さんは、深く中に入り込み、大胆にアドバイスしたり、優しく慰めたり、励ましたり、どうしたの?教えてくれる?などと話掛け、新しい友を得たのではないでしょうか?高学年の人は、過去の生活の様子から、今に生きる自分と比較し、ながい歴史の中で生かされていることを発見しているのも、とても良かったです。その中で、私がグランプリに選んだ作品(低、高学年も)は、写真に呼びかけると同時に、それをきっかけに自由に新しいお話を紡ぎだしていることです。写真には、写っていないことまでをイメージで羽ばたかせて広がっていっているのがとてもクリエティブですばらしかったと思います。これからも写真を楽しんで見ていただきたいと思います。あなたを大きく羽ばたかせてくれるはずです。

作家 高橋源一郎氏のコメント

みんな文章が上手でびっくりしました。特に低学年!! その中でも2年生の子たちの文章がすごいです……。


子供ヴィジョンでは、コンクールを通してアートに触れる機会をふやす活動を今後も行います。
ぜひ皆さんもご参加ください。たくさんの作品をお待ちしています ! ! 
INDEXに戻る

icon_top